[03/25/09]
2009年2月1日、都立の大学を考える都民の会は、
「『次期学長予定者の決定』について深い憂慮の念を表明する」という声明を発表。
「今回の『学長選考会議』は選考の手続きが存在しない中で進められた。」
そうで、
「首都大学東京における今回の選考方法では、
学長が大学構成員の主体性・積極性に支えられた運営を行うことは難しく、
大学全体の研究力・教育力を大きく低下させる事にならざるを得ないと考える。
本会は以上の点から今回の学長選考に対して深い憂慮の念を表明するものである。」と訴えている。
声明全文は、
都立の大学を考える都民の会
のサイトを参照。(出典:「都立の大学を考える都民の会」、No.19, 2009年3月17日発行)
[09/08/08]
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
の控訴審が結審し、以下の予定で判決が言い渡されます。
時:9月10日(水)午後1時10分
場所:東京高等裁判所第820号法廷
多くの方が裁判所まで足を運ばれることを希望します。
なお、控訴審の様子は、
控訴審第二回期日のご報告
をご参照下さい。
[07/27/08]
2008年7月16日発行「都立の大学を考える都民の会」No.18によると、
「都立の大学を考える都民の会」
は、2008年9月13日(土)13時30分〜16時50分の予定で、第5回都民の会大学講座&総会を開催する。
場所は、場所:文京シビックホール3階 会議室 1
13時30分〜 第5回都民の大学講座
吉田喜一(都立航空高専教授)「東京におけるものづくり教育の未来(仮題)」
15時00分〜 都民の会総会
学内状況報告(教職員組合 他)
都民の会活動報告(都民の会世話人)
16時00分〜 討論
[12/30/07]
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
の「フランス語訴訟」の判決は結果は:
「1 原告らの請求をいずれも棄却する。2 訴訟費用は原告らの負担とする。」というもの。
コメントは、
失言を裁けても暴言を裁けない国 --- 「フランス語訴訟」と石原都知事 参照。
[12/11/07]
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
の「フランス語訴訟」の判決が、12月14日(金)13時15分から、
東京地方裁判所第627号法廷で下されます。
判決は、短いものだと予想されますが、
傍聴可能な方は、是非、傍聴を。
なお、弁護団事務局は、判決を受領してから、別の部屋(弁護士会館内)
にて説明会を開く予定。 (Fri, 7 Dec 2007 弁護団からのメール情報)
[11/28/07]
「都立の大学を考える都民の会」と
(*)「公立大学法人首都大学東京労働組合」は、2007年12月に以下のような内容のシンポジ
ウムを予定している。
テーマ 法人化3年目の検証:首都大学東京のいま
内容
1.首都大学東京3年目の現状と課題(公立大学法人首都大学東京労働組合)
2.東京都における法人化をめぐる状況と大学(都立の大学を考える都民の会)
日時 2007年12月16日(日曜日)午後1時30分−午後4時30分
場所 首都大学東京南大沢キャンパス 91年館(都市研究所並び)
キャンパスマップ
呼びかけ文
「都立の大学が法人化されて3年目になりました。法人から都への報告で
は大幅な黒字が出ていることは強調されていますが、その黒字とされる数
字は何を意味しているのでしょうか。法人化前に保障されるとされていた
学生・大学院生の教育研究条件は守られているのでしょうか。また、教員
と職員の労働条件は現在、どのような状況となっているのでしょうか。
都立の大学を考える都民の会と公立大学法人首都大学東京労働組合は共
同して、法人化3年目の首都大学東京で、実際に何が起こっているのかを
、都民の目からも検証していくために、公開シンポジウムを企画しました。
多くの方の参加をお待ちしています。」
(*) 2007年8月1日より、組合名称が「都立大学・短期大学組合」から
「公立大学法人首都大学東京労働組合」に変更になっている。
実態に合わせたとのことらしいが、
いよいよ都立大学が消えていくことを実感させられる。
[09/11/07]
判決が下される前のおそらく最後となる公判が、
来る9月21日(金)、13時15分より、東京地裁で行われます。
3名の裁判官に対し、
この訴訟の結末に依然として多くの人々が関心を抱いていることを印象づけるためにも、
是非、多くの方の傍聴をお願いします。
原告本人尋問
2007年9月21日(金) 13:30〜14:30
東京地方裁判所(地下鉄霞ヶ関A1出てすぐ)
詳しくは,
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
をご参照下さい.
[05/30/07]
「都立の大学を考える都民の会」
では,以下の日時,場所で「都民の大学講座、および、都民の会総会」を開催します.
日時:2007年6月23日土曜日(13:15開場、13:30開会、16:50終了)
場所:文京シビックホール会議室1(3階)
内容:
・都民の大学講座
講師:渡辺恒雄さん:前都立大学工学研究科教授(都立大学名誉教授)
、前都立大学短期大学教職員組合委員長
内容:「じぐざぐ来た道、これからも ―エネルギーから環境へ―」
・総会
学内状況の報告
都民の会活動方針
[04/12/07]
明日,「石原都知事のフランス語発言裁判」の第11回口頭弁論が行なわれます.
2007年4月13日(金)11:00〜
東京地方裁判所 6階 627号法廷
東京都千代田区霞ヶ関1-1-1 03-3581-5411(代)
地下鉄(丸の内線、千代田線、日比谷線)霞ヶ関駅A1出口下車
口頭弁論は,15〜30分間で終了する予定.
今回は石原氏個人を被告とした訴訟の第11回目,
東京都を被告とした訴訟の第1回目の口頭弁論にあたります.
原告からの意見陳述は,原告の代表者であるマリック・ベルカンヌさん(クラス・ド・フランセ
校長),及び今回国賠の原告に加わっていただいた三浦信孝さん(中央大学教授)です.
[03/16/07]
石原東京都知事のフランス語発言訴訟で、
新たに東京都を相手取った謝罪広告等請求を提訴する件についての記者会見が開催されます.
2007年3月19日(月)14時〜 東京地裁内 司法記者クラブ
(東京地方裁判所への提訴は、同日13:00ころに行なう予定)
東京地方裁判所
東京都千代田区霞ヶ関1-1-1 03-3581-5411(代)
地下鉄(丸の内線、千代田線、日比谷線)霞ヶ関駅A1出口下車
会見予定者
・マリック・ベルカンヌ(Malik BERKANE 当訴訟の原告代表。フランス出身。
1981年より日本に移住。フランス語学校「クラス・ド・フランセ」の校長)
・酒井 幸(さかい・みゆき 原告側主任弁護士)
・その他、原告から参加者を調整中。
経緯
「フランス語は数を勘定できない」
「国際語として失格」などと発言していた石原都知事に対し、
2005年7月13日(第2次は同年11月17日)、
フランス語を母語とする人や大学教授等フランス語研究者、通訳、
ソムリエなど総勢35名が名誉毀損裁判を提訴した。本件訴訟は、
「私的な発言」であったとして被告は石原氏個人であることを前提に進行してきたが、
昨秋になって石原氏側は「都知事としての発言」と翻意。
訴訟進行過程で立場が悪くなったとみると、
行政に責任転嫁する石原氏の態度は認容できないとして、
新たに東京都を相手取った国家賠償請求(謝罪広告等請求事件)を提訴する。
原告団は総勢75名にのぼる予定(うち、フランス語を母語とする人11名:、
フランス語研究者:57名、フランス・カナダ・ニューカレドニア等外国居住者:
11名 ※確定数ではありません)。
ただし、原告団は慰謝料請求を目的とせず、あくまで石原都知事の責任を問い、
謝罪を求めるというスタンスです。詳細は当日資料を配布。
[02/1/07]
明日,「石原都知事のフランス語発言裁判」の第10回口頭弁論が行なわれます.
2007年2月2日(金)13:15〜
東京地方裁判所 6階 627号法廷
東京都千代田区霞ヶ関1-1-1 03-3581-5411(代)
地下鉄(丸の内線、千代田線、日比谷線)霞ヶ関駅A1出口下車
石原被告が「東京都知事としての公式発言だった」
と主張を豹変させたことに対応して,原告団・弁護団は新しい訴訟方針を示します.
詳しくは,
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
をご参照下さい.
[12/21/06]
「石原都知事のフランス語発言裁判」の第9回口頭弁論期日は,明日です.
2006年12月22日(金)13:15〜
東京地方裁判所 6階 627号法廷
東京都千代田区霞ヶ関1-1-1 03-3581-5411(代)
地下鉄(丸の内線、千代田線、日比谷線)霞ヶ関駅A1出口下車
「フランス語に関する発言は、私的発言である」(本年2月)と明言していた被告が,
10月27日の第8回口頭弁論で
「あれは私的発言ではなく、都知事としての公的発言であった」
と前言撤回したことに対し,
原告は12月18日までに反論を提出します.
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
をご覧ください.
[11/19/06]
都立の大学を考える都民の会
と,都立大・短大組合は,
12月9日(土)に,「どうする!?『世界のどこにもない大学』--- 都政と大学の再生を考える」
というミニ講演会+シンポジウムを開催する.
日時:12月9日(土)13時開場,13時30分〜16時30分
場所:文京シビックセンター・スカイホール
参加費:会員・組合員 500円,その他:1000円
ミニ講演:進藤 兵(名古屋大学)「都政と大学の今とこれから」
シンポジウム:どうする!?「世界のどこにもない大学」
パネラー:進藤 兵,都民の会,教職員組合,学生・院生,他大学関係者など予定
[11/02/06]
「私的な発言ではなく、公務員としての発言だった」
27日に開かれた裁判において、被告石原氏側は,翻りました。
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
からのお知らせ(10/31)で知りました.そのメールの中から引用:
「都知事としての発言」ということになると、訴訟は東京都に対する
「国家賠償訴訟」となり、賠償金や謝罪広告の費用は、
都民の税金から支払われるということになります。
訴訟は「出し直し」をしなければなりません。 裁判長からは、
「こんなことがないようにと(訴訟が進んでからこんなことを言い出すと、
手続が無駄になるので)、最初の段階で念を押したのです。それなのに、
前の主張を撤回するのですか」と半ばあきれながら念を押しましたが、
被告は訂正するとのこと。
このように、訴訟の途中で前言をひるがえしたり、
訴訟終盤になってから新しい「言い分」をだすのは、フェアとは言えません。
一定の場合、これは許されないことがあります。
原告は、「許されない場合」に当たるかどうか、
次回まで反論することになりました。法律論としては、
「許されない自白の撤回であるか」「時機に遅れた抗弁であるか」という論点となります。
今更この時機に及んでこんな主張を出してきた被告に、出席した原告は、あきれ、
憤っています。
しかし、場合によっては、東京都を相手に、訴訟の出し直しを検討せざるをえないかもしれません。
引用終わり
詳しくは,11月10日19時から開かれる裁判報告集会 で報告される予定です.
[10/04/06]
2005年9月25日,花伝社
から,
『世界のどこにもない大学:首都大学東京黒書』が発売になった.
定価 1600円+税,ISBN4-7634-0477-6
都立の大学を考える都民の会編.
本のおびに書かれた言葉から
「開学1年半をへて『首都大学東京』は危機的状況にある。
教員の大量流出,教育条件・研究環境の解体...。
しかし本当の危機は,今回の「改革」が成功したというイメージで語られ,
社会が問題関心を失っていくことの中にこそある.」
「改革」=大学破壊の一部始終
《首都大学東京》は いまどうなっているのか?
「黒書」の目次
第一章 首都大学東京の虚像と実像
第二章 東京都による大学「改革」の経緯
第三章 都立の大学「改革」の背景
第四章 「21世紀の公立大学」とはどうあるべきか?
[10/02/06]
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」原告および賛同者の人達へ向けて
の裁判報告集会が開かれます.
<平日の昼に開かれる法廷を傍聴することは難しく、
書面やホームページだけでは裁判の動きを感覚的につかめないという問題>
を解決するためには,このような集会に顔を出すことが一番です.
ご都合をつけて参加してみてはいかがでしょうか?
11月10日(金)19時〜
クラス・ド・フランセにて
〒107‐0052 東京都港区赤坂8丁目4番7号
Tel. 03-3475-0745
地図はこちら
[09/12/06]
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
の裁判の第7回口頭弁論期日が迫っています,
2006年9月15日(金)10:30〜 (所要時間:15-30分程度)
東京地方裁判所 6階 627号法廷
東京都千代田区霞ヶ関1-1-1 03-3581-5411(代)
地下鉄(丸の内線、千代田線、日比谷線)霞ヶ関駅A1出口下車
今回の弁論では原告からの意見陳述はありません.
これまでの意見陳述に関しては,
石原都知事フランス語訴訟:意見陳述
をご覧ください.
[07/05/06]
都立の大学を考える都民の会
では,2006年7月9日(日曜日)に金子勝氏(慶応大学)による講演会と,「都立の大学を考える都民の会」総会を開催する.
第1部 「都知事選を見通し、都立の大学のこれからを考える」(仮) 金子 勝氏
第2部 「都立の大学を考える都民の会」総会
※総会では、さまざまな都立の大学関係者からの発言を依頼中.
■日時 2006年7月9日(日曜日) 14:00開場、14:30開会 18:00終了予定
■場所 文京シビックホール:26階スカイホール
JR中央・総武線水道橋駅【徒歩8分】
■参加費 1000円(大学院生・学生500円)
[06/25/06]
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
の裁判の第6回口頭弁論期日が迫っています,
2006年6月30日(金) 11:00〜11:30
東京地裁(地下鉄「霞ヶ関」出口A1出てすぐ)第627号法廷にて、
原告側からの意見陳述を中心に第6回口頭弁論が行われます。
ぜひ足をお運びください。
[06/11/06] クビダイ ドット コムに, 2005年度の首都大学東京教員流出総数が判明 が投稿された. 旧都立大に対応する組織に限っても,「首大構想以前の過去十年(1993〜2002年度) の平均流出者数(推定値)の倍近い流出者が2005年度に発生したことになる。」 今回の調査では,旧保健科学大学や旧都市研究所の流出者が判明している.
[04/28/06]
「石原都知事のフランス語発
言に抗議する会」のサイトに,リベラシオン(2006年4月24日)の記事
東京都知事、現代美術を腹にすえかね カルチエ財団、展覧会の開会式でとんだ「とばっちり」
が紹介された.
以下,知事発言から:
「今日ここに来て、なにかすごいものが見られるんだろうと思っていました。
ところが、実際は何も見るべきものはなかった。」
「ここに展示されている現代美術は、まったくもって笑止千万なものである」
「見る者に説明を要する現代美術というのは無に等しい。」
「日本の文化は西洋文化よりもよほど美しい。」
このようなことを語る人が,日本の首都<東京>の政治の頂点にいることは,
世界的に<大きな恥>である.なぜマスコミは書かないのか?!
[04/18/06]
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
の裁判の次回口頭弁論期日が迫っています,
2006年4月21日(金)13:15〜 (所要時間:15-30分程度).
場所:東京地方裁判所 6階 627号法廷
東京都千代田区霞ヶ関1-1-1 03-3581-5411(代)
地下鉄(丸の内線,千代田線,日比谷線)霞ヶ関駅A1出口下車
前回(3月24日)から都立大問題と関連させて陳述を行っていますが,
今回も前回に引き続き,都立大問題にスポットを当て,弁護団から陳述を行なう予定です.
時間の許す人は,ぜひ傍聴しましょう.
[03/06/06] 首都大学支援部のサイトに, 東京都地方独立行政法人評価委員会 第2回公立大学分科会 会議次第(平成18年2月27日),(PDF) がアップロードされていることが分かった. 資料2によれば,都市教養学部人文・社会学系および,同学部経営学系の受験者が大幅にダウンしているのが分かる.
[02/15/06]
2006年2月15日,
「石原都知事のフランス語発
言に抗議する会」
のサイトが立ち上がった.
なお,第4回口頭弁論は,2006年3月24日(金)10時より,東京地裁(地下鉄「霞ヶ関」
出口A1出てすぐ)第627号法廷にて行われる.
原告からも意見陳述もあり.傍聴自由.ぜひ足をお運びください.
[02/15/06]
今度は「意向確認書」!
都立大・短大組合のホームページに2月14日付で発表された
「手から手へ」第2379号
によれば,<2月13日付けのメールで「教員各位」に対して,総務部総務課長,
人事担当課長名による「『任期制適用に関する意向確認書』をご提出下さい」
という文書が送られ>てきたそうだ.
(1) 提出のない場合は任期なしを選択したものと扱うはずで,
(2) 2月10日締切りだったのに,期待したほど任期制選択者が集まらなかった,
という理由で,締切りを1週間のばすのは変.
任期制で<行こう>といわれても,
任期制に移行したくない人に「意向」を伺うのは,変でしょう..
[02/01/06]
都立大・短大組合のホームペー
ジに,
1月25日付の「大学に新しい風を」第9号(PDF)
が公開された.
その全体の章構成:
<安心して教育も研究も出来ない>
その1.任期制=5年後に「雇い止め」によって実質的な解雇が可能な制度
その2.教員の任期評価を「C」とすれば,容易に雇い止めが可能
その3.「自己都合退職による失業給付」は,雇用者都合による解雇の半分
その4.実効性の乏しい「ステップアップ型」という言葉のまやかし
その5.教員の身分が,法的に不安定化 --- 「学問の自由」の本質的問題
<住宅ローンも組めず結婚も出来ない>
その1.任期付雇用は,住宅ローンも組めず結婚もできない
その2.人件費大幅削減(法人化以前より生涯賃金2500万円減)
その3.教員給与の国立大との生涯賃金格差は3500万円を越え,いい人は呼べない
<任期の付かない制度を選択して,いい人材が集まる,まともな大学の人事制度
への転換を図ろう!>
[01/27/06]
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
が提訴した裁判の
第3回口頭弁論が下記の要領で開催されます.
2006年2月3日(金) 10時〜
東京地方裁判所(地下鉄・霞ヶ関駅下車)
6階,627号法廷
今までに,
フランス語教育の教員3名(フランス人1,日本人2),
大学院生(フランス語圏のカメルーンをフィールドに文化人類学研究),
の4名が陳述をおこなってきました.
今回は,フランス人教員とワイン販売業者の2名が意見陳述を行う予定です.
お時間がありましたら,是非傍聴を.
[01/20/06]
都立大・短大組合は,
「手から手へ」(2393号)を公開.
1月20日から,新たな制度選択 17年4月昇任者も,制度選択可能 講師についても,同様の取扱い(PDF)
では,当局と組合が「新しい教員の人事給与制度」に関して1月17日に合意したことを伝えている.
以下,引用:「1月17日午前1時40分より,組合は法人当局と団体交渉を行い,現在の「新制度」「旧制度」に代
わる,新しい教員の人事給与制度について,「全員任期制が原則」とする法人の基本姿勢と組合の「任期
制」に関する考えには,今なお大きな隔たりはありますが,「当局が人事給与体系を整理し制度を一本化
したことを評価」し,合意しました.」
当局の総務部長と,組合側は制度の一本化という点では歩み寄ったが,
組合側が示した3点の現状認識は,当局の認識と大きくずれている.
[01/16/06] 2006年1月15日,首大非就任者の会 調査班による新たな教員流出状況が投稿された.2名の流出教授は,もと都市研究 所メンバー.
[12/26/05] 「新大学のブランドの大暴落の現状とその原因は何か? --大学の再建策はどうあるべきか--」(PDF) に対しての非就任者からの率直な感想が たまらんに掲載された(12/25).
[12/23/05]
都立大・短大組合「大学に新しい風を」編集委員会は,
『大学に新しい風を』 第8号(PDF)(2005年12月16日)を公開.
2005年12月15日 新大学を憂える教員有志による「新大学のブランドの大暴落の
現状とその原因は何か?--大学の再建策はどうあるべきか--」は「首大」の現状
を理解する上で必読の力作.
2005年12月22日には,首大非就任者の会
調査班による新たな教員流出状況が投稿されている.
[12/13/05]
都立大・短大組合は,
「手から手へ」(2370号)を公開.
「教員の新たな人事制度」の交渉経過と合意の内容についての中で,
「11月30日,組合は当局の提案した「教員の人事給与制度」に示された内容に
ついて,法人がこれまでの「新旧制度」に代わる人事制度として提案することを
基本的に了解することで当局と合意した.」と発表.
具体的には,
1. 年俸制・教員評価を全教員に適用することを容認
2. 任期制選択は本人の自由意思で行うことの確約
3. 任期の付く研究員(引き継ぎ教員)の再任回数増加
4. 任期延長,任期のつかない教員への昇給(当面2010年度まで)を認めさせた.
一方では,以下の問題が残されている:
5. 「旧制度」教員の昇任問題について回答がない
6. 任期なし教員の昇給が「基本給」に限定され,かつ 2010年度まで
の時限措置であること
7. 教員評価制度の詳細が未決定
など.
[11/29/05]
都立の大学を考える都民の会ニュースより.
石原・都教委の教育破壊ストップ!12・10都民集会
が以下の日時,場所で開かれます.ふるってご参加ください.
日時:12月10日(土)13:30〜16:30
場所:星陵会館(都立日比谷高校隣)
(資料代500円)
○東京の教育破壊を告発する各分野からの報告
○講演 金子 勝さん(慶応大学) 「暴走を食い止めるために」
憲法・教育基本法の改悪を先取りし,子どもの学習権を奪う東京の教育行
政を変えるため力をあわせよう!
主催 「12.10都民集会実行委員会」(五十音順)
枝川裁判支援連絡会/学校に自由の風を!ネットワーク/教育を壊すな!
市民と教職員東京ネットワーク/「つくる会」教科書採択を阻止する東京
ネットワーク/東京「日の丸・君が代」強制反対裁判をすすめる会/都教
委包囲・首都圏ネットワーク/都立高校のいまを考える全都連絡会/都立
の大学を考える都民の会/七生養護「こころとからだの学習」裁判を支援
する全国連絡会/「日の丸・君が代」強制反対・嘱託不採用撤回を求める
会/「日の丸・君が代」強制反対 予防訴訟をすすめる会/「日の丸・君
が代」不当解雇回を求める被解雇者の会/「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被
処分者の会
(連絡先)実行委員会 090−7421−7713
東京の教育破壊を許さない幅広いネットワークをよびかけます.
[11/20/05]
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」
が提訴した訴訟の第2回口頭弁論が以下のように開廷されます.
9月30日の第1回口頭弁論には大勢の傍聴者が集まり,
席が足りずに法廷に入れない人も出たそうなので,早めにお出かけ下さい.
2005年12月2日(金)10:00〜 (所要時間:15〜30分程度)
東京地方裁判所 6階 627号法廷
東京都千代田区霞ヶ関1−1−1 03−3581−5411(代)
地下鉄(丸の内線,千代田線,日比谷線)霞ヶ関駅 A1出口
[11/01/05]都立大・短大組合は,
大学祭に際し,
「首都大学東京の開学7ヶ月を検証する集会」
ー都立4大学の継承と発展を目指してー を企画.
◇2005年11月 4日 (金)13:00〜15:00
◇南大沢キャンパス 1号館110教室
[10/22/05] 首都大学東京同窓会は,2005年11月5日(土)14時〜15時に, 南大沢キャンパス1号館120番教室で, 西澤潤一学長の講演「東京形成の流れとその教訓」を企画している. これまで大学パンフレットや 首都大学東京ホームページ学長挨拶 などで繰り返してきた話を直に聞くことができるチャンスである. 質問もできるかもしれない. 学長挨拶から見えた未来を参照.
[10/15/05]
フランス語訴訟報告集会
「フランス語蔑視裁判の意義」が以下の日時で行われる.
日時: 2005年10月28日(金)17:45〜19:45
場所: 明治大学リバティタワー1106教室
東京都千代田区神田駿河台1-1
JR御茶ノ水駅下車徒歩5分
基調報告(酒井幸,弁護士),報告(新谷桂,弁護士),
報告(菅野賢治,東京都立大学(旧制度)人文学部助教授),
報告(マリック・ベルカンヌ,フランス語学校校長・原告代表),
質疑応答,などが予定されている.
※ 入場無料
[10/09/05]
都立大・短大組合は,
「手から手へ」(2364号)の
「またもや露呈した法人運営の不透明性と機能不全:
オープン・ユニバーシティ来年度基本計画をめぐって」
という文書を公開した.
(1) 法人の意思決定過程の不透明性,(2) 教員の意見の軽視,
(3) 調整主体であるOU長の「不在」,
という運営上の大きな問題点を指摘している.
一旦,300講座実施というノルマを課したオープン・ユニバーシティは,
何がなんでも300講座実施を強行する構えのようだ.
[09/28/05]
石原慎太郎東京都知事に対する「謝罪広告等請求事件」の第1回口頭弁論の日が迫る.
日時: 2005年9月30日(金)13:15〜
場所: 東京地方裁判所 第627号法廷
東京都千代田区霞が関1-1-4(東京メトロ霞ヶ関駅出口A1でてすぐ)
傍聴に来られる場合は,開始時間前に,直接6階の法廷傍聴席にお入りください.
[09/07/05] 前東京都立大学総長,茂木 俊彦氏の 都立大学に何が起きたのか--総長の2年間--- が9月6日に発売された.
[09/07/05] 8・1以降の都立大・首大の内幕をつづるサイト, 事務屋のひとり言 が話題となっている.
[09/04/05] 首都大学東京の図書館情報センター長は,学長の西澤潤一氏が兼任していることが 図書館情報センターだより 「りべる」No.108(2005.7)(PDF)から判明. 学外著名人を抜擢するはずだったのでは? 強烈なメッセージ(?)は,ご自身で解釈されたし.
[08/25/05] クビダイ ドット コム に,「首大構想はどれだけの教員流出を引き起こしたか (まとめ)」 が投稿された.
[08/25/05] 東京新聞(2005年8月21日)に, 「『国際語問題』法廷へ:フランス語VS石原氏」の大きな記事が掲載された. http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050821/mng_____tokuho__000.shtml で読むことが可能.
[08/13/05] クビダイ ドット コム への投稿から, 首都大学東京システムデザイン学部で2名の教員と1名の助手が流出する ことが判明.(調査班によるコメントを参照)
[08/11/05] 石原都知事にフランス語学習セットを贈呈して話題になった明治大学政治経済学部の小畑教授からのレポートが 「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」のサイトで公開された.
[07/26/05]
毎日新聞に
「<明大教員>「仏語は国際語失格」石原知事に学習セット贈呈」の記事が掲載
された.
(
新首都圏ネットワーク参照)
「明治大学のフランス語専任教員の有志が26日,都庁を訪れ,教科書や辞書,
電卓の『学習セット』をプレゼントした.」
「『コツコツ勉強すれば,数は数えられるようになる.難しければ,われわれが個人教授いたします』とメンバーたち.小畑教授は『抗議というより,フランスのエスプリを示したかった.知事にはぜひフランス語を理解してほしい』と話した.」との事.
[07/13/05] 首大サポートクラブ(The Tokyo U-club,2004年10月19日)での石原東京都知事によるフランス語に対する暴言に対して, 「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」は本日7月13日(水),東京地裁に提訴. 司法記者クラブで,原告代表のベルカンヌ氏と弁護団の記者会見が行われた.
[07/07/05] ル・モンド紙に載った二つの記事の日本語訳が 石原都知事のフランス語発言に抗議する会のホームページに, ルモンド東京支局から許可を得て掲載された. 翻訳された文章はここから参照できる.
[06/29/05] 『世界文学ニュース』No.89 (2005.6.30)に,村山 淳彦氏による 「都立大学廃止と文学研究」が掲載された (本人の許可の元に再掲載).
[06/23/05] 首大非就任者の会,調査班による現在の首都大学東京教員流出状況が投稿された. 早くも首大脱出者が出始めている.
[06/17/05] 初見基氏による「東京都における『首大』設立とその〈文化〉イデオロギー」 (P.80-84)が雑誌「インパクション」第147号に掲載された.
[06/17/05] 都立大人文研究科長,ならびに教員宛に,6月13日付で人文院生会からの 要望書(PDF)が提出されている.問題の背景に関しては, たまらんを参照.外部には漏れてきていないが,2005年4月以降,さまざま なところで問題が起きていて,これは,そのほんの一例のようだ.人文研究科 からの回答が待たれる.
[06/14/05] <記者の目:石原都知事を支える「迎合の構図」 日下部 聡>
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050610k0000m070151000c.html
が話題となっている.
記者として「黙らず」,その精神良し.以下,部分引用.
…「東京都立大が「首都大学東京」に統合される過程でも,多くの学生や教員か
ら悲鳴が上がったが,都は構わずに強行した.これも都庁官僚主導だった.
石原知事や浜渦副知事に疎まれ,定年前に都庁を去った元都幹部は言う.
「器用な役人は,知事が喜びそうなことを先取りしてやってしまう.知事は
『対立』が好きだから,円満にやると『妥協した』と見なされる.だから,わざ
と現場と衝突するやり方をしてアピールする」
…
[06/12/05] インターネット新聞JANJANに「東京都立大学の終焉,そして首都大学東京」(2005/06/11)が掲載された.
[06/08/05] 石原フランス語侮辱発言と訴訟に関してフランスの「ル・モンド」紙に記事が掲載された.
[06/04/05] 都立大所属の教員(首大非就任者)であっても,傾斜的研究費の研究分担者にはなれるようになった,との通達が経営企画室から出た模様.詳細はまだ不明.
[06/03/05]
6月2日,朝日新聞夕刊に「仏語学校校長ら都知事を提訴へ 仏語は国際語失格発言」が掲載された.以下,部分引用:
「現在,港区の仏語学校の校長ら10人ほどが原告となることを決めている.(1)仏語は数を数えられ,国
連など国際機関の公用語にもなっており,発言は虚偽(2)発言は仏語を母国語とする者の名誉を傷つけた(
3)他国の文化の蓄積・結晶である言語を誤った事実認識に基づいて一方的におとしめた--などとする訴状の
原案を「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」としてインターネットのホームページ上に掲載,訴訟参
加を呼びかけている.今月中に東京地裁に提訴する予定だ.」
[06/01/05] 都立大・短大組合の 「手から手へ」(2349号)によると, 5月26日付で「平成17年度公立大学法人首都大学東京における傾斜的研究費募集要領」 が配布されたが,昨年と同様に都立大学教員には応募資格が無いと法人が言い出した. 「そもそも人数からすればそれほど多くない新大学非就任者をはずしたところで, 研究費の重点化効果にはほとんど影響がありません.また, 5大学の学生・ 院生の大多数が現在は旧四大学所属であることを考えても,このような差別は不合理です.」 と組合は主張.5大学を管理運営する法人は,5大学教員全員に応募を認めるのが当然だろう.
[05/25/05] 首都大学東京のオープンユニバーシティ で,米長邦雄氏が「美しい日本人を育てよう」という題で開設記念講演. 6月18日(土)14時〜15時30分,東京都庁 第一庁舎5階 大会議場 参加費:無料.永世棋聖であり,東京都教育委員会委員であるので, 当然,お呼びがかかった.コメント
[05/12/05] 都立大・短大組合の 「手から手へ」(2348号)が掲載された. 当局は,労働契約書提出の強要・督促を始めた模様.督促は不当労働行為であり, 労働契約書の提出は任意であることを訴えている.
[05/12/05] 「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」 のホームページが開設される.公開質問状,訴状の原案とともに, 「原告に応募する」フォーム,「賛同者に応募する」フォームがある.
[05/12/05] 都民の会ニュース 12号(2005年5月6日)着.
<目次>
1 会員への新規ご登録・会費納入のお願い,
2 4.2 集会&総会のご報告(参加者からの感想),
3 「都民の会」申し合わせ事項・活動方針,
4 今年度の活動へのご参加呼びかけ,
5 最近の動向と主な資料
[05/05/05] 日本独文学会研究叢書032(2005年4月25日発行)「ドイツ語・第二外 国語教育の聞きとドイツ語教師の姿勢」に保阪靖人氏による 「東京都立大学の現 況 --- 地方自治体の大学への介入」(pp.3-19)が掲載された.早稲田大学文学部 での学会(5月4日〜5日)の折りに,無料配布.
[05/05/05] 都立大・短大教職員組合の前委員長だった山下正廣氏(東北大学大学院理学研究 科教授)による2005年3月14日の講演が公開された(5/3日?).「山下節」健 在,楽観的科学者のするどい切り込みや,組合委員長としての暴露話満載.
[04/30/05] 「首都大学東京」中期目標・中期計画(最終案?)入手.
[04/28/05] 本日,4月28日が「雇用契約書」の返送期限. 都立大学・短期大学組 合(「手から手へ」2346号)では,不利益変更を承認させられる「雇用契約 書の不提出」を訴えている.
[04/28/05] 5月2日は,都立大学開学記念日の振り替え休日.そして首都大学東京も,休日だそうです.理由は? 二つの大学が別々の休みではおかしいから.でも,「まったく新しいはずの」首都大学東京にとって都立大学の開学記念日は,無意味なのではないかと思うのですが.首都大学東京の開学記念日は,依然として未定なようです.
[04/22/05]首大国際文化コース「表象言語分野」のホームページ発見. 「欧米文化分野」だったはずの教員や,非就任者だった教員の名前があるような気がしますが?
[04/22/05] 「首都大学東京」のホームページ に 高橋 宏理 事長の挨拶, 西澤潤一学長挨拶, 石原慎太郎東京都知事の挨拶 が掲載された.
[04/20/05] 東京都立大学・短期大学組合のページ に「手から手へ」(第2345号) が掲載された. <数日中には各教員の手元に『雇用契約書』と『労働条件通知書』が届く>との事.
[04/13/05] 東京都立大学・短期大学組合のページ
に「手から手へ」(第2343号)
その1,
その2
が掲載された.
<「旧制度」から「昇給なし」を削除>
<法人が独自に雇用する固有職員が約100名採用された.更新は2回まで>
[04/11/05] 「法人発足にあたり労働者代表が当局と締結・意見を付した覚書」「就業規則に 対する意見」「労使協定」集(PDF)が発表された(「手から手へ」(第2342号).
[04/06/05] 「首都大学東京」の入学式.
新聞各社の報道に対するコメント.
入学式の写真はこちら.
向かって正面に「日の丸」,左に「東京都のマーク」,右に「首都大学東京」のロゴ.
[04/01/05] 東京都立大学・短期大学組合のページ に【声明】法人発足に当たり,新たな段階に入った運動と組合への結集を訴える が発表された.大学管理本部は,3月31日の交渉で <いわゆる「新制度」「旧制度」間の変更を認めた>.
[04/01/05] 「首都大学東京」開学.『雇用契約書』は交されていないし,『労働条件通知書』も無し.この日から交渉相手が東京都大学管理本部から「大学法人 首都大学東京」となった(東京都庁の建物の中,余命いくばくもない大学管理本部と同じフロアにある).
[03/31/05] 東京都立大学のホームページ に 第53回卒業式,第51回学位授与式(平成17年3月25日)における茂木俊彦総長の式辞 が掲載された.