[コンパイル環境を作る](新規導入の場合)
READMEファイルを読むと、
(1) XFree86-devel, (2) gcc >= 2.7.2,
(3) make, (4) flex (version 2.5 or later), (5) bison
がコンパイル条件ですが、VineLinux3.1
は、(2) gcc (3.3.2 20031218), (3) make (GNU Make 3.80)
なので条件を満たしています。また、印刷に
cupsを使っている場合には、
(6) cups-develも必要になります。
そこで、
(1) flex (2) bison (3) XOrg-devel
(4) freetype-develがインストールされていない環境の人は、
これらをapt-get install
などでインストールしておきます。
例えば、以下のような感じで、上の4つをインストールします。
[root@oraora hoge]# apt-get install flex bison XOrg-devel freetype-devel
[QUICK START]
READMEに書いてある
QUICK STARTで、
ソースファイルからコンパイルしてインストールする方法を選びました。
[hoge@oraora wine-0.9]$ ./tools/wineinstall
configureが終わったところで、
以下のメッセージが出ます。今回は、以下のようにyes
と答えてみました。
We need to install wine as root user, do you want us to build wine,
'su root' and install Wine? Enter 'no' to continue without installing
(yes/no) yes
コンパイルが終了した時点で、以下のメッセージが出て、rootパスワードを求められます。
...
make[1]: ディレクトリ `/home/hoge/src/wine-0.9/server' から出ます
Wine build complete.
Performing 'make install' as root to install binaries, enter root password
Password:
パスワードの入力の後に、インストールが始まります。
インストール終了後のメッセージは、以下のようになります。
.wineディレクトリの中も、
アップデートの対象になっています。
...
/home/hoge/.wine updated successfully.
Installation complete for now. Good luck (this is still alpha software).
If you have problems with WINE, please read the documentation first,
as many kinds of potential problems are explained there.
今回は、エラーメッセージはでませんでした。
最後のメッセージに、「まだアルファ・ソフトウエアだ」というメッセージがで
ますが、近々修正されるでしょう。
(参考データ:Intel Pentium 3.0GHz で、real 39m9.878s, user 31m58.500s
sys 1m57.050s )